(前回からの続きです…)
心配なので、その週の土曜日に病院に行くことにしました…。
前年、肺の病気を発見してくれて、入院できる大きな病院へ紹介状を書いてくれた、行きつけの内科のクリニックに行きました。
先生は、
「レントゲンも、心電図も特に異常はないよ。疲れとかストレスかなぁ。」
とのことでした。
特に薬ももらわず家に帰り、
「病院では異常なしと言われたけど、やっぱり今の仕事をつづけるのは難しい。」
というようなことを奥さんに言いました。
実際、軽めの精神安定剤はずっと飲んでいましたし、家族でどこかに出かけても、そんなに楽しくなかったですし、何に対してもやる気が弱く、気力が回復するようには思えませんでした。
奥さんは、そんな僕の話を聞いて
「じゃあ、あの人に相談に行って、その人の意見に従おう。」
と言いました。
あの人とは、奥さんの実家の近くに住んでいる、一般的に霊能者と呼ばれるおばさんです。

皆さんの住んでる地域にも、口コミで知る人ぞ知る、そんな方がいらっしゃるのではないでしょうか。
私は、今まで、そのような方にお会いしたこともないですし、占い師ではないそのような方の存在を知りませんでした。
ですが、奥さんのご実家の方は、重要な悩みごとがあると、何度か相談に行っている、とのことです。
この方の助言は絶対的なものです。
そこで、今回、奥さんと2人で、私の仕事のことを中心に相談に行きました。
(奥さんも、その方とは初めてお会いします。)
その霊能者さんの助言の要点は、
①「今の会社は退職しなさい。」
②「このままだとあなた、〇殺しますよ。」
③「内定もらえた会社に行くとよかったのにねぇ。準公務員みたいなものだし。」
④「運送業(小荷物の配達)の会社を作ってもいいよ。人を何人か雇って。」
⑤「お墓参りにいってきなさい。胸の痛みが取れるから。」
と言われました。
ショックを受けたと同時に、①「退職しなさい」と言ってもらったことで
「あ~、これで今の会社から脱出できる。」
とほっとしてうれしく感じました。
②については、確かに自分もそうなってしまうような気配も少なからず感じていました。
でも、こう言われたことで、
「〇ぬかもしれない、と言われたんだから次はどんな仕事でもいいや。」
というような思考になってしまいました。
(冷静に考えたら、この思考はベストではないです。
年齢が若ければ、どんな仕事でもいいと思いますが、20年も同じ仕事を続けていたので、よく似た業務の会社やすこしでも今までの経験が生かせる良い会社に転職したほうが、給与もいいしやりやすいと思います。)
③の「内定もらえた会社に行くとよかったのにねぇ。」の言葉を聞いたとき、
「自分の判断は間違ってなかった。」
と、うれしく思ったのと同時に
「あの時の自分を信じないといけなかった。」
と、自責の念を持ちました。
内定辞退した会社に、数か月たって
「やっぱり、内定受けます。」
なんて言えません。
④の「運送業の会社設立」については、ネットで購入・配達が全盛の今ですので、助言のあった6年前に参入していれば、今よりはいい条件で仕事ができていたかもしれませんが、そんな気力はこの時ありませんでした。
⑤の「お墓参り」ですが、その週の休みの日に行ってきました。
すぐに痛みはなくなりませんでしたが、確か1週間くらいかけて徐々になくなりました。
結局、次の転職先は決まらないまま、4月で辞めることにしました。
次の仕事も決めてないのに辞めるのを決断したのは、
相談した方の助言である
「退職しなさい。」
が絶対的なので、奥さんも
「ゆっくり次の転職先を探せばいい。」とのことでした。
さて、再び、上司に辞める報告をしないといけなくなりました。
今回はどんな提案が出されても無理です。
(続きは次回書きますね…)
(当時のことを思い出して、こうやって多少冷静に書ける状態で書いていますが、やっぱり当時のことを思い出すのでちょっとつらいっす。でも皆さんのブログの中にも、自分のことをいろいろ赤裸々にかかれていたりするのをみて、みんないろいろあるなぁと、感じてます。)
(読んでいただいているみなさん、ありがとうございます。)